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注文住宅の価格は、大きく「建物本体の価格」と「土地の価格」に分けられます。
建物本体の価格は、注文住宅に求める構造や機能、デザインなどによってピンキリですので、一概にどれくらいになるかは明言できません。
ただ、目安として「坪単価」の相場が公表されています。国土交通省が公表している「建築着工統計」によると、木造住宅の坪単価の平均は約52万円、鉄骨造は約60万円、鉄筋コンクリート(RC造)は約80万円となっています。
―建築着工統計調査報告(平成29年度分),国土交通省
仮に、40坪(平均的な延床面積)だと木造は約2,000万円、鉄骨造は約2,400万円、RC造だと3,200万円くらいが建物本体の相場といえるでしょう。
土地の価格は、国土交通省が公表する「公示地価」が参考になります。これによると、三木市全体の地価は坪単価で128,391円、小野市は131,192円です(2019年現在)。神戸市北区の坪単価が約19万円、西区だと約22万円ですから、かなりリーズナブルな地価相場だといえるでしょう。
ただし、これらの価格はあくまで市域全体の地価ですから、場所によっても異なります。例えば、三木市さつき台だと坪単価18万円、小野市黒川町だと坪単価20万円を超えるところもあるようです。
注文住宅は、検討を始めてから入居できるようになるまで、おおよそ1年くらいかかるといわれます。一般的な引き渡しまでの流れを紹介しましょう。
どんな家に住みたいか、間取りや設備、予算などの希望条件を一覧でまとめましょう。希望条件は必ずしも叶うとは限りませんので、優先順位をつけることもポイントです。
また、土地から探し始める人は、大まかな地域も条件に入れます。
ある程度の条件が決まったら、実際の建物を見に行ってみましょう。
希望条件をもとに、施工会社のスタッフの話を聞いたり、アドバイスをもらったりしながら、イメージを固めていきます。
注文住宅を建ててくれる施工会社に見積を依頼します。一社だけでなく複数の会社に依頼し、プランと価格を比較するのがポイントです。
施工会社が決まれば、プランニングの打ち合わせ。最初に決めた希望条件をもとに、詳細を詰めていきます。プランが固まったら、「建築請負契約」を結びます。
施工前には、地鎮祭や近隣住民への挨拶を行います。また、施工中も積極的に現場へ足を運びましょう。ちょっとしたプランの変更なら、その場で対応してもらえることもあります。
完成したら、建物のチェック。第三者機関による「完了検査」もあります。問題がなければ、引き渡しです。
完成後も、ハウスメーカー・工務店とはアフターサービスで付き合いが続きますので、契約時にはサービス内容をしっかり確認しておきましょう。
定期メンテナンスは会社によりますが、引渡しから最低でも10年間は続きます。もし不具合があれば、修繕など対応してもらいましょう。
子育て
パパ・ママ
必見!
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※2019年3月時点での調査内容になります。
※自然素材を使用しており、かつ「セルロースファイバー」という断熱材を採用している、
三木市・小野市対応の工務店3社。